岩手県スポーツ少年団（スポーツ少年団について）

スポーツ少年団は、1962年に公益財団法人日本体育協会が創設した歴史あるスポーツクラブです。「一人でも多くの青少年にスポーツの喜びを!」「スポーツを通じて青少年のからだとこころを育てる組織を地域社会の中に!」と願いつくられました。

岩手県では、1963年3月21日に県体育協会内に岩手県スポーツ少年団本部を設置しました。

◆単位団スポーツ少年団の結成◆

単位団の登録には、原則として、団員10名以上と、スポーツ少年団の理念を学んだ指導者２名以上が必要となっております。

スポーツ少年団の理念を学んだ指導者とは、旧認定員（2023年度まで）、コーチングアシスタント（旧認定員からの移行）、スタートコーチ（スポーツ少年団）です。

なお、競技などの日本スポーツ協会（JSPO）公認指導者資格がある方も、スポーツ少年団にて指導者登録できますが、それに加えて上記いずれかのスポーツ少年団指導者資格がない場合、スポーツ少年団の理念を学んだ指導者には該当しません。

ただし、新規団は、スポーツ少年団の理念を学んだ指導者を２名以上配置できない場合、登録する年度内に、必ず２名以上がスタートコーチ（スポーツ少年団）養成講習会を修了することを条件に、スポーツ少年団登録をすることができます。

次に年齢について、団員は、登録する年の４月１日現在で満３歳以上、指導者は、登録する年の４月１日現在満18歳以上から登録できますが、指導者が20歳未満である場合、責任能力の観点から、ほかに20歳以上の方の登録が必要となります。

つまり、スポーツ少年団の理念を学んだ指導者が２名とも20歳以上であれば、登録条件を満たしますが、スポーツ少年団の理念を学んだ指導者が２名とも20歳未満である場合、あと２名の20歳以上の方（役員・スタッフでも可）の登録が必要ということになります。

単位スポーツ少年団として構成・登録する際に必要となる人数は下の表のとおりです。

理念○: ① 旧認定員（2023年度まで）、コーチングアシスタント（旧認定員からの移行）、スタートコーチ（スポーツ少年団）のいずれかを保有している指導者; ② ①のいずれかの資格と、競技などのJSPO公認指導者資格を併せ持っている指導者
理念×: 競技などのJSPO公認指導者資格のみ保有の指導者

団員募集の方法、主な活動場所、指導者の役割、安全管理、運営経費、保護者や学校との関係等が整いましたら、市町村スポーツ少年団事務局にご相談ください。

それぞれの単位団ごとに、毎年、スポーツ少年団登録システム（web）から登録申請をします。操作方法は、ログイン画面にマニュアルがあるので、そちらをご確認ください。

所轄は、市町村スポーツ少年団本部ですので、登録申請期限や、登録料の支払方法等をご確認ください。

毎年、3月下旬ごろ、代表メールアドレス宛に「スポーツ少年団登録システム新規アカウント発行」のメールが届くので、その中のURLから、アカウント登録を行います。

その後、登録システムに必要事項を入力・送信し、市町村本部に登録料を納入しましたら、単位団の登録手続きは終了です。

なお、新規団については、市町村スポーツ少年団へお問い合わせください。市町村が新規開設の操作をすると、「スポーツ少年団登録システム新規アカウント発行」のメールが届きますので、上記の流れで、登録作業をすすめてください。

・市町村スポーツ少年団に登録すると、下記の資料が配布されます。

単位団から上がってきた登録を取りまとめのうえ、スポーツ少年団登録システムにて、8月31日までに、県スポーツ少年団本部へ登録申請し、その後、県本部が指定する口座へ登録料を納めていただきます。

市町村本部から上がってきた登録を取りまとめのうえ、スポーツ少年団登録システムにて、9月30日までに、日本スポーツ少年団本部へ登録申請し、登録料を納めます。

その後、日本スポーツ少年団が、承認することで、当該年度のスポーツ少年団登録が完了となります。

スポーツ少年団は、メンバーシップ制を採用しており、登録の際、団員・指導者・役員・スタッフとも登録料が必要となります。

岩手県スポーツ少年団が徴収する登録料は、下記のとおりです。

上記に加えて、市町村スポーツ少年団が徴収する登録料や、スポーツ少年団活動にかかる経費（スポーツ傷害保険、各団の取決による活動費等）があります。